「公務員に既卒でも合格できるのか不安に思っている」
「転職先として公務員が良い選択なのか納得できる理由が知りたい」
このような疑問に答えます。
▼読者へのメッセージ
公務員に転職を考えている人は、「公務員への転職は良い選択なのか」「そもそも公務員に既卒で合格できるのか」などの疑問をもっていると思います。
この記事では公務員試験は社会人経験のある20代(30歳未満)が活躍しやすい理由について解説しました。転職して公務員になった際に、20代の方が自分の得意分野を活かして働ける環境かどうかを考えました。
それでは早速見ていきましょう。
▼公務員の安易な転職はおすすめしない
公務員の転職希望者の中には、「民間企業と比べて安定しているから」「仕事自体が楽なイメージだから」といった人が少なくありません。
そのような理由で転職を考えている人は、下記のポイントを抑えた上で再度転職を検討してみた方が良いかもしれません。
何となくのイメージで転職すると、実際に働く始めた時に「実際は違った」ということが多くあります。そのようにならないためにも、確実な情報を元に転職を考えていきましょう。
▼公務員の人事制度は人材育成やキャリア形成のいう面ではおすすめできない
公務員の働き方は、人事制度やキャリア形成の面で考えるとオススメできません。
公務員は昔ながらの「年功序列」が現在も健在的に残っており、若者が活躍する上でのハードルが高く感じます。また、仕事内容も効率的とは言い難い状況です。ペーパーレス化やRTAなど作業自動化が注目されている一方、導入のスピード感や公務員方などの法律的に決まった無駄な作業などは無くなる気配がありません。
仕事内容もよく言えば地域密着、悪く言えば応用の利きづらい事が多くなります。仕事を通じて、ビジネスマンとしてのキャリア人材の面では、大きく劣ることを認識しましょう。
▼「目先の安定」でもその先は?
公務員になること自体は、社会的信頼や勤め先としての安定感はある働き方だと思います。
しかし、本当の安定とは「楽な仕事をすることではなく、楽しい仕事をすること」だと考えています。
自分にとってやりがいがある、余裕がある、夢があるような仕事を目指して、働くことが重要です。つまらない仕事を一生続けられない人にとって、公務員の仕事は安定のない仕事かもしれません。(公務員の仕事が一概につまらないものだとは思っていません)
目先の安定よりも、スキルや経験を持った人材こそ、安定しているとも考えられます。
今一度、なぜ公務員になりたいのか考えてみましょう。
公務員が安定であることに関しては、別の記事で解説をしています。
【事実】公務員は安定である理由について解説します【根拠あり】
▼公務員への転職がおすすめできる人とは
公務員への転職がおすすめできる人とはどんな人でしょうか?
わたしは、以下のような人だと考えています。
・公務員に活かせるキャリアを既に積んでいる人
・公務員の仕事自体にやりがいを見いだせる人
以下に詳細を説明します。
▽公務員に活かせるキャリアを既に積んでいる人
公務員として働く上で、既に活かせるキャリアを積んでいる人はやはり重宝されると思います。
民間企業で培ってきた、実践的な技術は公務員の仕事にも必ず活きてくるはずです。
しかし、ここで注意すべきなのは、「民間の働き方こそが正義」という考え方です。民間企業で培ってきた利益を追求する働き方は、公務員としては正しくないかもしれません。
どうしても、「民間で働いてきたやり方が正しい、公務員のやり方は改善すべき」と考えてしまうので、注意が必要だと感じます。
経験を活かして、「このやり方の方が良いと思うのですが、いかがでしょうか?」という様に提案した方が、キャリアを上手く発揮できるのではないでしょうか?
▽公務員の仕事自体にやりがいを見いだせる人
公務員自体の仕事内容にやりがいを感じることができるのであれば、転職は確実にうまくいくと思います。
転職理由はたくさんありますが、「たくさん給与が欲しい」「残業はしたくない」「モテたい」などの理由から転職をした場合、実際に働いてみたら違ったということが多々あります。
しかし、仕事内容自体にやりがいを見いだせるのであれば、後悔することはありません。
自分はこの自治体で、この仕事がしたいから公務員になる。仕事自体にやりがいを見いだせるのであれば、公務員になる他ありません。
以上になります。
ご質問等があればご気軽にどうぞ!