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【東京都I類B】都庁を目指すメリット【国家専門職に有利】

東京に生まれて,これまで暮らしてきたから,東京で公務員として働きたいと思っている受験生は多くいますが,「専門記述はやりたくない・・・」との思いから,特別区を志望先にした受験生は多いです.

専門記述の勉強は,専門択一よりも短期間・高得点・国家専門職に有利な面があり,東京都を受験することは非常にメリットがあります.

 

▼本記事のテーマ

東京都I類Bを目指すメリット

 

▼目次

1.他の受験先と比較した,東京都I類Bのメリット

2.東京都I類Bの専門記述を学習するメリット

3.東京都I類Bは対策のしやすい受験先である

 

▼読者へのメッセージ

この記事では,併願受験が当たり前な公務員試験において,「東京都を目指すことのメリット」を解説しています.

東京都は特別区に対して,住民と接する機会が少ないことや,専門記述が課されていることから志望先に選ばない受験生が多くいます.

私としては,東京都は対策のしやすい受験先だと考えていますし,国家専門職にも有利な面があると思っています.

 

それでは早速見ていきましょう.

 

1.他の受験先と比較した,東京都I類Bのメリット

地方自治体は都道府県庁・市区町村ごとに置かれており,生まれ育ったまちであることや,独自の政策,先進的な取り組みなどを行なっていることが魅力です.

他の受験先に比べて,東京都は首都であったり,財政規模の大きさ・人口・企業の多さなどが特徴的な自治体です.

その中で,公務員試験という目線においても,東京都と特別区は独自に採用試験を作成しており,他の受験先とは異なる点が多くあります.

まずは,東京都と特別区について,特徴の違いを見ていきます.

 

▼東京都と特別区の比較

東京都と特別区の受験者について,以下の項目で見ていきます.

・受験者

・専門試験

以下に詳細を説明します.

 

▽受験者

受験者と最終合格者および倍率を以下にまとめました.(H30年度情報)

東京都I類B

受験者数2,564人

最終合格者数421人

倍率6.1倍

特別区

受験者数12,718人

最終合格者数2,371人

倍率5.4倍

合格者数は5~6倍の違いはあり,規模は異なりますが,倍率は東京都の方が例年低く,受かりやすい試験であると言えます.

また,一次試験日は同じですが,最終合格日は1ヶ月ほど差があります.特別区の方が最終合格が遅く,最終合格後に区役所ごとの面接が始まるため,受験期間が特別区の方が長くなります

 

▽専門試験

試験の内容としての違いとしては,専門試験が択一試験か筆記試験かという違いがあります.

特別区も以前は専門記述試験を採用していましたが,採用人数の多さなどで採点期間の長期化などが問題視され,択一試験になりました.

 

▼東京都とその他の比較

東京都とその他の職種について比較します.もちろん,自治体自体が違うので,違いは様々ありますが,受験生目線で重要な点としては,一次試験の時期が早いことだと思います.

 

▽受験時期

公務員試験における,東京都の受験日程は1 ヶ月ほど早いです.そのため,他の志望先に先立って対策が必要であり,受験生の多くは東京都特別区に焦点を目標に勉強している方が多いです.

しかし,5月頭に行れるこの試験後に,燃え尽き症候群のようになる受験生も多く,勉強をし続けられるかが重要です

 

公務員試験の一次試験のスケジュールは別の記事で詳しく解説しています.

【公務員】試験の日程について【併願パターンも紹介】

 

 

2.東京都I類Bの専門記述を学習するメリット

東京都を志望先にして,専門記述を勉強していることは以下のようなメリットがあります.

・専門択一試験よりも短期間で学習できる

・専門択一試験よりも高得点を期待できる

・国家専門職においてアドバンテージになる

以下に詳細を説明します.

 

▼専門択一試験よりも短期間で学習できる

専門試験において,択一試験よりも筆記試験の方が短期間で合格レベルまで学習することが可能です.

しかし,私の場合は試験2ヶ月前から勉強を初めて,対策を取りました.結果的に余裕をもって試験に挑めているので,択一よりも勉強の期間は少なく済むと考えています.

 

詳しくは以下の記事で詳しく解説しています.

【2か月で攻略】専門記述の覚え方【東京都I類B・国税専門官・裁判所・財務専門官に対応】

 

▼専門択一択一よりも高得点を期待できる

専門択一試験で8割を取ることは非常に難しいことですが,専門記述で8割を取ることはそこまで難しくないと考えています.

専門記述試験はテーマを覚えているか知らないかによって,書けるか書けないかが決まります.合格者の記述の内容にそこまでの差はないことが予想できるので,差がつきにくい試験です.

適切な対策をとれば短期間で対策が可能ですが,専門試験が得意な受験生からしたら,差がつきにくいので,勿体無いかもしれません.

 

専門記述については,択一試験よりも楽な試験だと考えています.詳細は以下の記事で解説しています.

【専門記述】専門択一よりも全然楽チン

 

▼国家専門職においてアドバンテージになる

東京都の対策として,専門記述を勉強しているかどうかは,国家専門職の受験に大きく影響します.

特別区受験者は国家専門職のためだけに,専門記述を勉強しなければなりませんが.東京都受験者は国家専門職のために勉強しなくても問題ありません

東京都で合格レベルまで専門記述を勉強していれば,それ以降に記述の勉強をまったくしなかったとしても,解答できると思います.

もちろん,勉強すれば解答率も上がるので,対策できるならすべきだとは思います.ここで,これまで全く勉強しなかった受験生とは天と地ほどの差ができています.

 

また,国家専門職は最終合格の結果が出るのが遅いため,最後の砦となる場合があります.

専門記述の採点は,一次試験では考慮されないため,最終合格の時点で「専門記述で足切りしていたらどうしよう・・・」という不安を持つ受験生が多くいます.

この時点で,専門記述に不安がないというのは大きなアドバンテージです.

 

3.東京都I類Bは対策のしやすい受験先である

私は東京都の試験は対策のしやすい受験先だと思っています.

理由は以下の2点です.

・過去問が入手しやすい

・特別区の過去問も利用できるため,対策の資料が多い

以下で見ていきます.

 

▼過去問が入手しやすい

東京都の過去問は他の試験種よりも入手がしやすいです.

東京都のHPでも,過去3年分の過去問を掲載していますし,TAC出版などから,冊子として発売しているため,手に入れやすいというのは大きなメリットです.

 

公務員試験において,過去問による勉強は,もっとも効率的な学習であり,過去問中心の勉強を推奨しています.以下の記事で詳しく説明しています.

【過去問】【入手方法】過去問について

 

 

▼特別区の過去問も利用できるため,対策の資料が多い

特別区と東京都は試験を作成者が同じであり,試験の特徴が非常に似ています.そのため,過去問が2倍あることで,対策が非常にしやすくなっています.

特別区の傾向は東京都の傾向に,逆もしかりなので,お互いの過去問を解いておくことは,有効な勉強法です.

 

 

以上になります.

ご質問等があればご気軽にどうぞ!

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