専門記述勉強法

【東京都庁】専門記述のおすすめ科目【民法】【経済学】【財政学】【過去問】

この記事では,公務員試験における専門記述試験のもっともおすすめの科目を紹介しています.私は公務員試験の専門記述試験において,的中率80%・60%・30%に科目を分けて暗記していました.

ここで言う的中率とは,実際に的中した確率ではありません.過去の出題を見た上で,科目の予測可能性と暗記するテーマ数を考えた上で,何%的中するかと予想した数字です.

専門記述の中で,3科目のうち1つでも出題されればラッキーと思っていたのが民法・経済学・財政学です.

 

専門記述試験における勉強法については別の記事で解説しています.

【2か月で攻略】専門記述の覚え方【東京都I類B・国税専門官・裁判所・財務専門官に対応】

 

▼本記事のテーマ

専門記述のおすすめ科目【的中率30%の民法・経済学・財政学】

 

▼目次

1.暗記テーマ数の民法

2.暗記テーマ数の経済学

3.暗記テーマ数の財政学

 

▼記事の信憑生

私は民間企業を3年間勤めたのちに退職し,約2ヶ月間の勉強によって筆記試験を突破しました.

▽ 模試成績【試験2ヶ月前】です

教養択一:15点/40点

専門記述:0点/300点

 

▼読者へのメッセージ

専門記述試験はとっつきにくさから,避けられがちな科目です.しかし,専門択一試験よりも勉強量は少なく済むと考えています.

専門記述試験は科目ごとに暗記のしやすさ・出題予測のしやすさ・記述のしやすさが異なります.

私の場合は的中率を3段階に分けて,科目を選んでいました.的中率が80%と60%の4科目で10問中の3題は回答できるように準備していましたが,サブ科目として3科目準備していました.

3科目のうち1つでも出題されればラッキーと思っていたのが民法・経済学・財政学です.

 

それでは早速見ていきましょう.

 

1.暗記テーマ数の民法

▼出題傾向

民法の専門記述の特徴としては,以下の点が挙げられます.

・範囲が膨大で,予測がしづらい

・TACの模擬試験における的中率が良い

民法は総則・物権・債権を合わせると範囲が膨大です.自分で予想しようとも,膨大な範囲を賄うためには,暗記するテーマ数を増やす以外にないため,コスパが悪い科目と言えます.

しかし,私の通っていたTACでは,模擬試験における民法の的中率が高いとのことだったので,模擬試験で出題されたテーマに関しては準備しておりました.

本番で的中はしなかったものの予備校の豊富な経験から予想しているため,覚えるべきテーマであると考えます.

 

民法は5テーマ準備しましたが,的中しませんでした.

 

▼過去10年の出題内容

【H31年】消費貸借の意義について述べた上で,その成立要件及び効力について,それぞれ説明せよ.

【H30年】債務不履行による損害賠償について,意義,損害賠償の範囲,損害賠償の範囲の特則を,それぞれ説明せよ.

【H29年】物権的請求権の意義,根拠,種類及び消滅時効について,それぞれ説明せよ.

【H28年】通謀虚偽表示の意義について述べた上で,効果について説明せよ.

【H27年】不法行為の意義を述べ,一般不法行為の成立要件について説明せよ.

【H26年】債権者代位権の意義,要件,行使及び効果について説明せよ.

【H25年】動産の即時取得の意義,要件及び効果について説明せよ.

【H24年】時効の中断について,時効の中断事由に言及して説明せよ.

【H23年】保証債務の意義及び性質について説明せよ.

【H22年】民法第177条に規定する不動産物権変動の対抗要件及び第三者の範囲について説明せよ.

 

2.暗記テーマ数の経済学

▼出題傾向

経済学の特徴としては,以下の点が挙げられます・

・暗記量が少なくて済む

・グラフを暗記すれば良い

経済学は財政学と同様に,グラフを用いて説明することができます.

あからさまに大きなグラフは避けるべきですが,200字~300字程度のスペースはグラフによって埋めることができます.つまり,記述できれば良い文字数は500字~600字程度です.

また,グラフを書くことができれば,グラフの内容を文字で説明する必要があります.グラフの内容説明で,半分以上は埋まると思うので,暗記量はかなり少なくて済みます.

グラフを書く際には,以下の点に注意しましょう.

・適度な大きさ

・横軸と縦軸,直線や曲線が何を表しているのか示す

・点Aなどの文字を指定するなどして,わかりやすく書く

グラフは適度な大きさを意識しましょう.あまりにも大きすぎて余白の多いグラフは文字を埋めるために書いている感が強くなるので,適度な余白を持たせて,わかりやすいグラフを書きましょう.

グラフの各項目に何が書いてあるのかを示さないと,グラフは意味を持ちません.注釈を入れて,グラフに必要な情報は全て記入しましょう.

グラフはあくまで記述する上で用います.記述を読む上で,グラフを見ていくので,見て欲しい場所に点Aなどと指定することで,採点する人に見やすくする意識が必要です.

 

経済学は5科目準備しましたが,1テーマ的中しました.

 

▼過去10年の出題内容

【H31年】外部不経済の下での市場均衡について説明せよ.また.外部不経済の内部化の方法のうち,課税による方法及び補助金による方法に ついて,それぞれ説明せよ.なお,説明には図を用いること. 

【H30年】マンデル=フレミング・モデルの概要を述べた上で.小国を前提として,変動相場制の下で資本移動が完全に自由である場合における,財政政策と金融政策の効果について,それぞれ説明せよ.

【H29年】屈折需要曲線の理論について,図を用いて説明せよ.

【H28年】市場での自由な取引だけでは望ましい資源配分が実現しない場合を3つ挙げ,それぞれ説明せよ.

【H27年】生産物市場における独占企業の価格及び生産量の決定について,完全競争市場との違いに言及しながら,図を用いて説明せよ.

【H26年】金融政策の効果について,流動性の罠に言及しながら,IS曲線とLM曲線を示した図を用いて説明せよ.

【H25年】損益分岐点及び操業停止点について,図を用いて説明せよ.

【H24年】ライフサイクル仮説の意義を述べたうえで,ライフサイクル仮説について図を用いて説明せよ.

【H23年】需要の価格弾力性について,図を用いて説明せよ.

【H22年】新古典派経済成長モデルにおける定常状態について,マクロ生産関数Y=(K,L)を用いて説明せよ.ただし,Yは生産量,Kは資本ストック,Lは労働供給量をそれぞれ表すものとする.

 

3.暗記テーマ数の財政学

▼出題傾向

財政学の特徴としては,以下の点が挙げられます.

・範囲が膨大で,予測がしづらい

・経済学と同様でグラフを用いることができる

財政学は経済学と似た科目ではありますが,範囲が膨大な点や暗記勝負なところがあります.

テーマの予想も難しいので,グラフを書くことができるテーマで,ある程度の科目数を準備することで,サブ科目として考えた方が良いと思います.

 

私は5科目準備しましたが,1つも的中しませんでした.

 

▼過去10年の出題内容

【H31年】公債の負担に関するリカードの等価定理について,予算制約式を用いて説明するとともに,バローの中立命題について併せて説明せ よ.

【H30年】租税の根拠に関する二つの説をそれぞれ説明した上で.租税の負担 配分に関する二つの原則を,それぞれ説明せよ.

【H29年】国債発行に関する国債管理政策の意義及び 2 つの目標について説明せよ.なお,償還期限による国債の分類についても言及すること.

【H28年】地方財政計画について,その概要及び役割を説明せよ.なお,歳入・歳出の公正についても言及すること.

【H27年】マスグレイブの財政の3機能について,具体例を挙げながら説明せよ.

【H26年】予算の意義を述べた上で,予算原則のうち,完全性の原則,単一性の原則および限定生の原則について,それぞれ説明せよ.

【H25年】租税負担の配分原則である利益説および能力説について,それぞれ長所と短所に言及して説明せよ.

【H24年】市場の失敗を説明した上で,公共財の特徴及び種類について説明せよ.

【H23年】地方税の原則について説明せよ.

【H22年】リカードの中立命題及びバローの中立命題について,それぞれ説明せよ.

 

以上になります.

ご質問等があればご気軽にどうぞ!

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