専門記述勉強法

【東京都庁】専門記述のおすすめ科目【憲法】【行政学】【過去問】

この記事では,公務員試験における専門記述試験のもっともおすすめの科目を紹介しています.私は公務員試験の専門記述試験において,的中率80%・60%・30%に科目を分けて暗記していました.

ここで言う的中率とは,実際に的中した確率ではありません.過去の出題を見た上で,科目の予測可能性と暗記するテーマ数を考えた上で,何%的中するかと予想した数字です.

専門記述の中で,最も力を入れて勉強した的中率80%の科目が憲法と行政学です.

専門記述試験における勉強法については別の記事で解説しています.

 

▼本記事のテーマ

専門記述のおすすめ科目【的中率80%の憲法・行政学】

 

▼目次

1.暗記テーマ数20の憲法

2.暗記テーマ数10の行政学

 

▼記事の信憑生

私は民間企業を3年間勤めたのちに退職し,約2ヶ月間の勉強によって筆記試験を突破しました.

▽ 模試成績【試験2ヶ月前】です

教養択一:15点/40点

専門記述:0点/300点

専門記述に関しては全く勉強していなかったため,模擬試験開始後すぐに退席しました.あまりに早い退席に,まわりがどよめきましたが颯爽と帰りました.←

▽ 模試成績【試験1ヶ月半前】です

教養択一:17点/40点

専門択一:11点/40点

 

▼読者へのメッセージ

専門記述試験はとっつきにくさから,避けられがちな科目です.しかし,専門択一試験よりも勉強量は少なく済むと考えています.

専門記述試験は科目ごとに暗記のしやすさ・出題予測のしやすさ・記述のしやすさが異なります.私の場合は的中率を3段階に分けて,科目を選んでいました.

その中でも最も的中率の高い,憲法と行政学について解説しています.

 

それでは早速見ていきましょう.

 

1.暗記テーマ数20の憲法

▼出題傾向

憲法が専門記述でおすすめ科目であるポイントを以下に示します.

・専門択一の知識として理解しやすい科目である

・体系を理解する事で,暗記量は少なく済む

・複数の職種で出題されるため,コスパが良い

憲法は専門記述試験においてかなりおすすめな科目です.択一試験では得意な受験生が多く,内容も理解がしやすい科目です.専門記述においても憲法の体系を理解すれば,同じ考えによって他のテーマにも使えるものも多いです.

また,裁判所・国税専門官・東京都I類Bにおいて,重複する科目なので,様々な職種で利用できる点で最もコスパの良い科目でもあります.

ただし,稀にマイナーなテーマが出題されることもあるため,憲法に依存しすぎると危険です.

私は憲法に関しては20テーマ準備していました.基本的にはテキストの重要度AまたはBのものを選んでいて,20テーマ用意すれば80%は的中するだろうと思っていました.

 

▼過去10年の出題内容

【H31年】日本における二院制の存在意義について述べた上で,衆議院の優越について説明せよ.

【H30年】環境権の意義及び根拠について,それぞれ説明せよ.なお,大阪空港公害訴訟を含む環境権に関する最高裁判決の動向にも言及すること.

【H29年】違憲審査制の意義,類型(性格)及び違憲判決の効力について,それぞれ説明せよ.

【H28年】外国人の人権について説明せよ.

【H27年】国政調査権の意義,性質,範囲と限界について説明せよ.

【H26年】私人間における人権の保障に関して,私人間への適用を認める2つの考え方とそれぞれの問題点について,三菱樹脂事件及び日産自動車事件の最高裁判決に言及して説明せよ.

【H25年】法の下の平等の意義について述べた上で,平等原則違反の違憲審査基準について,最高裁判所の尊属殺重罰規定違反判決に言及して説明せよ.

【H24年】条例の意義について述べた上で,条例の制定権と範囲と限界について,奈良県ため池条例事件及び福島市公安条例事件の最高裁判決に言及して説明せよ.

【H23年】生存権の意義を述べた上で,生存権の法的性格について,朝日訴訟及び堀木訴訟の最高裁判決に言及して説明せよ.

【H22年】表現の自由の意義を述べた上で,表現の自由を規制する立法に対する合憲性の判定基準のうち3つをあげ,それぞれについて説明せよ.

 

2.暗記テーマ数10の行政学

▼出題傾向

行政学が専門記述でおすすめな理由を以下に示します.

・圧倒的に出題予想がしやすいから

行政学がおすすめな理由は,圧倒的に出題予想のしやすさです.行政学の過去問を見ると,過去問の繰り返しでしか出題されていません

その傾向が何年も続いている以上,次の試験も過去問から出題されることが予測できます.しかし,例外もあるので的中率80%程度に思っておきましょう.

過去問に絞ることによって10テーマ覚えれば,的中率80%に持っていくことができます.(実際は9テーマしか暗記していませんが,切りよく10テーマと言っています)

 

▼過去10年の出題内容

【H31年】フリードリッヒとファイナーとの行政責任論争について,論争の主な論点を述べた上で,それぞれの行政責任論について説明せよ. 

【H30年】行政組織における独任制と合議制の意義,独任制と合議制の特徴について,それぞれ説明した上で,日本における独任制及び合議制の例を,それぞれ説明せよ.

【H29年】官僚制について,ウェーバーの挙げた特徴及びマートンの唱えた逆 機能に言及して説明せよ.

【H28年】リンドブロムのインクリメンタリズムについて,合理的意思決定に対する批判に言及して,説明せよ.

【H27年】行政組織におけるラインとスタッフについて説明せよ.

【H26年】稟議制について,長所と短所に言及して説明せよ.

【H25年】行政委員会および審議会について説明せよ.

【H24年】行政組織における独任制及び合議制について説明せよ.

【H23年】メリット・システムと米・英・日の公務員制度の成立過程について説明せよ.

【H22年】我が国の内閣制度について,明治憲法下の内閣制度との違いにも言及しながら説明せよ.

 

以上になります.

ご質問等があればご気軽にどうぞ!

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