「問題集を解く上で、より効率的な勉強法を知りたい」「専門択一試験のおすすめの勉強法を知りたい」
このような疑問に答えます。
▼本記事のテーマ
公務員試験の専門記述試験対策に最適な「正文化勉強法」
▼目次
1.正文化勉強法について【専門択一に最適な勉強法】
2.正文化勉強法のやり方を具体的に解説【結論:7回読めばおけ】
3.正文化勉強法のメリット・デメリット【専門記述対策に活かす方法】
▼記事の信憑生
私は民間企業を3年間勤めたのちに退職し,約2ヶ月間の勉強によって筆記試験を突破しました.
▽ 模試成績【試験1ヶ月半前】です
教養択一:17点/40点
専門択一:11点/40点
▼読者へメッセージ
この記事では、公務員試験勉強に最適とされている”正文化勉強法”について解説しています。正文化勉強法について、メリットや具体的なやり方についてまとめました。公務員試験においては専門択一科目の学習に最適であり、私は知識ゼロの状態から2カ月間で合格レベルまでもっていく事ができました。
それでは早速見てきましょう。
1.正文化勉強法について【専門択一に最適な勉強法】
▼正文化勉強法とは
そのままですが、問題の肢のうち正答のもの以外の「間違った肢を正しい内容に直す」勉強法のことです。
正文化は間違いの内容を正し、ひっかけるポイントや暗記のポイントを抑えながら、正しい文章を暗記する勉強法になります。
かなり大変な作業にはなりますが、勉強するモノによっては非常に高い効果を発揮します。
私は公務員試験においては、専門択一試験の学習に最適だと考えます。
▼専門択一は暗記科目である
専門択一に要求されるのは、知識が全てです。公務員試験においては、過去問が繰り返し出題されることを考えると、過去問の内容を暗記するレベルまで勉強すれば、試験問題のほとんどを解くことが出来ます。
問題を解く上で、「正答を選ぶ勉強」よりも「正当以外を選ぶ勉強」の方が、暗記量を増やすことができます。正答は1つですが、誤答は4つあるためです。
正文化は基本的に誤答に注力して勉強するために、同じ問題を解く上でも何倍もの効率を発揮します。
2.正文化勉強法のやり方を具体的に解説
▼正文化勉強法のやり方
正文化勉強法の基本は、誤答の間違い箇所を指摘し、訂正する。その後、何度も問題を解くことで、訂正箇所も含めて、選択肢の内容を暗記することです。
順に説明すると以下のような手順になります。
①問題の正答選択肢に丸をつける
②誤答選択肢の間違い部分を二重線で消す
③②で消した間違い部分の訂正した内容を書き込む
④③で書いた訂正内容を書き込む理由をコメントで残す
▼結論:最終的には問題・選択肢の全てを暗記するのが目標
正文化勉強法は問題に関して、正答も誤答も含めて、全ての選択肢を暗記することが最終目標です。最初に訂正したり、線を引くのはあくまでインプットの段階です。
その後、繰り返し問題を解く(アウトプット)していかなければ、暗記はできません。公務員試験勉強で定番である問題集を何度も回すことは大前提の元で、より効率的に暗記する方法が正文化勉強法です。
▼全ての問題を正文化するのはかなり大変です
問題集の全ての問題に対して、正文化する方法はかなり大変だと思います。
問題集のボリュームに合わせて、「難易度A問題のみ」や「基本問題のみ」で問題を絞ることをおすすめします。
勉強法に関しては、「7回読み勉強法」も実践していました。専門記述の勉強に特におすすめです。
3.7回読み勉強法のメリット・デメリット【専門記述対策に活かす方法】
7回読み勉強法を実践してきた上で感じたメリットとデメリットについてです。
▼メリット
・問題1問に対する学習効率が良い
→前述していますが、正答を探す勉強よりも、誤答を全て外す勉強の方が勉強量が多くなります。そのため、1問あたりの勉強効率が高いことが正文化勉強法のもっとも大きなメリットです。
・問題をほとんど暗記することで、解答スピードも上がる
→正文化勉強法によって問題や選択肢をほとんど暗記した状態になれば、解答のスピードも格段に速くなっているはずです。他の科目に時間をかけられるようになれば、付随的に点数の増加を期待できます。
▼デメリット
・問題集がこれでもかというほど汚くなる
→問題、選択肢、余白の全てに書き込む勉強法なので、問題集はこれでもかというほど汚くなります。しかし、書き込んだ問題集はモチベーションにつながります。
▼まとめ:”正文化勉強法”は専門専門択一に最適な勉強法です
・専門択一は問題を正文化して暗記する
・1問あたりの勉強効率の良さ、解答スピードが上がる事がメリット
以上になります。
ご質問がありましたらご気軽にどうぞ!