知識不要説とは公務員試験において知識が不要だという意味ではありません.現代社会において知識は不要であるという考え方です.
この記事は現代社会において知識が不要なものであるという視点から,公務員試験勉強をどう取り組んでいくかを考えたものです.この記事を読むことで,公務員試験の勉強の仕方が変わると思います.
▼本記事のテーマ
知識は不要である
▼目次
1.知識は不要である
2.公務員試験は仕事に活かせない
3.どう勉強するか
それでは早速見ていきましょう.
1.知識は不要である
まず初めに,現代社会において知識の暗記は不要です.
これだけインターネットが発達して,技術の進歩の速度は年々増加しています.その中で知識を暗記することは不要です.なぜなら,調べればその答えはわかるからです.また,答えを見つけるまでの時間も早くなったためです.
▼経験を伴う知識
私は3年間の社会経験がありますが,その中で知識が問われる機会はたくさんありました.しかし,そこで問われる知識とは経験を伴う知識です.「参考書でこう書いてあったからこうです!」と言われても,その人に説得力はありません.その知識を持っている人が,「以前にもこのようなケースがあり,この知識のような方法で対処したところ,解決しました」と言って初めて,信頼を生みます.
このような経験を伴わない知識は不要だと思っています.
▼知識を暗記する必要性
知識は暗記して頭に入れておく必要はないと思っています.大事なのは,必要な時に取り出せる手段を持つことです.それは,ネットで検索でも良いですし,本を読めば思い出せるようなレベルでオーケーです.
ただし,その状態にするためには,以前理解した経験が絶対に必要です.
2.公務員試験は仕事に活かせない
公務員試験において,出題される内容を考えてみます.
民法や行政法などの一部を除いて,基本的に直接仕事に生かすことができる勉強ではありません.このような試験は社会に出ると非常に珍しいです.一般的に社会人は仕事に行かせる資格を勉強します.
公務員試験における試験勉強は,あくまで受験生をふるいにかけるものでしかありません.より優秀な職員を採用するための手段でしかありません.
3.どう勉強するか
現代社会の現状と公務員試験勉強について考えた上で,どのように勉強した方が良いでしょうか.
わたしは,なるべく少ない量を少ない勉強時間で合格することを目標にしました.なぜなら,目標は同じなので,たくさん勉強すればするほど損だからです.
必要な勉強を終えたら,他にやりたいことに時間をかけましょう.
▼まとめ
・知識は現代社会にとって不要
・公務員試験勉強は仕事に活かせない
・少ない量,少ない勉強時間で合格しよう
以上になります.
ご質問等があればご気軽にどうぞ!