公務員試験勉強をしているけど、モチベーションがどうしても上がらない時はありますよね?そんな時の「モチベーションを上げる具体的は方法」を2つ紹介します。
モチベーションが上がった時にたくさん勉強して、モチベーションが下がったらほどほどにやればいい。
そんな人が、試験本番までモチベーションが上がらなかったら、不合格です。
モチベーションを自由自在にコントロールするための、”上げ方”について紹介します。
▼本記事のテーマ
勉強のモチベーションを上げる2つの方法
▼目次
1.勉強は「とりあえずやること」で上げる【作業興奮】
2.どうしても勉強できない時には寝ろ【明日からやれば良い】
モチベーションを上げる方法として、以下の2つの視点で考えます。
・モチベーションが下がっている時に上げる行動
・モチベーションを上げる方法を試しても上がらない時にする行動
それでは早速見ていきましょう。
1.勉強は「とりあえずやること」で上げる【作業興奮】
「モチベーションが下がっている時に上げる行動」から説明します。
勉強をしていく中で、「今日はモチベーションが上がらないから,明日やろう・・・」「今日はモチベーションが高いから、頑張っちゃおう」などと思ったことがある人は多いのではないでしょうか?
以前の私も基本的に勉強があまり好きでないこともあり、モチベーションによって勉強をしていました。
しかし実は、勉強に対するモチベーションは「なにか原因があってやる気が出る」のではなく、「やる事で上げる」ができます。
勉強のモチベーションを上げるため方法として「とりあえずやってみる」ことをおすすめします。
▼作業興奮
このような、「とりあえずやってみる」ことでモチベーションが上がる作用は、心理学者のクレペリンが発見したと言われる「作業興奮」と言う人間の作用だと言われています。
作業興奮が発生するメカニズムとして、脳科学で言うドーパミン(やる気成分)が脳の側坐核を刺激することにより、モチベーションが上がるのだそうです。手足を動かしたり、脳を動かす事で側坐核に刺激を与え、やる気の元であるドーパミンが出ます。スポーツのウォーミングアップなど、軽く体を動かすだけでもやる気になってくると言われています。
しかし,ドーパミンだなんだと言われても,実感できませんよね←
ぜひ自分でモチベーションが上がらない時に、「5分だけ勉強してみる」「1問だけ問題を解く」などやってみてください。
※もちろん疑った状態でやっても意味はありません。一回騙されたと思って信じてやってください。自分でやってみて実感できることで、このやり方は自分に合っている、今後使えるなと心から思えます。
▼「とりあえずやる」具体的な勉強のやり方
私の場合は朝が一番モチベーションが低かったので、以下の2点の行動をしていました.
・朝は極力無意識で行動する
・毎日のノルマを朝一番にこなす
以下に詳細を解説します。
▽朝は無意識で行動
私は朝が特に苦手だったので、「なるべく決断しないこと・考えないこと」を意識していました。
朝起きたら、「無心で起きる、シャワーを浴びる、着替える、ご飯を食べる、歯磨きをする、出かける」ここまでを極力無意識で行います。
極力無心で行動するためには「決断をなくすこと」を意識します。ご飯や洋服は毎日決まったもので、選ぶことを無くします。
胡散臭くなるかもしれませんが、appleのスティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着ていました。イチロー選手は毎日同じご飯を食べていました。自分をやるべきことを達成するためには、毎日のルーティーンはなるべく固定し、何かを決めることや決断することは徹底的に排除しました。
私の場合はセーターにスキニーパンツを毎日着て、朝ごはんはオートミールにお茶漬けの素をかけたものと丼一杯の味噌汁です。自分はこれで納得してましたし、毎日決まったことをする習慣ができて、やるべきことに集中できる生活は充実感がありました。
無心で行動して家から出てしまえば、必ず勉強場所(予備校の自習室など)までは行く事ができますよね?
このようにして、二度寝したり、朝ダラダラ過ごすことをなくすことができました。
朝の行動の目的は「とりあえず勉強場所に向かうこと」です。それは近くのカフェでも・自宅の机でもオーケーです。
私の勉強をする1日のスケジュールに関しては別の記事でまとめています。
【公務員試験】1日の勉強時間【スケジュール】【計画の立て方も解説】
▽毎日のノルマを朝一番にこなす
勉強場所に到着したら、最初にやるのは毎日のノルマです。
私は毎日の勉強として文章理解(現代文10問・英文5問)と資料解釈(5問)をやることを決めていました。
それらは勉強というより、作業・トレーニングに近いものなので始めるハードルが低いです。朝一で「よしやるぞ!」と勉強を始めるよりも「いつものノルマやろー」といった形で勉強を始めます。
そして「とりあえずやること」で勉強のモチベーションが上がっていくような感じで勉強していきました。
2.どうしても勉強できない時には寝ろ【明日からやれば良い】
「モチベーションを上げる方法を試しても上がらない時にする行動」についてです。
あなたはモチベーションが上がらない時、勉強をどうしていますか?
そのような時「勉強を続けるべきか・・・やめるべきか・・・」と悩む人は多いのではないでしょうか?
やるべき計画を決めたのだから、それ通りにやらないと・・・と思ってやるか、この状態でやっても効率悪いからやめようか・・・と考えますよね。
▼モチベーションが低い時に最もやってはいけない事
モチベーションの低い時に一番やってはいけないことは、睡眠時間を削ってでも勉強してしまうことです。
やる気も睡眠も不足している状態での勉強は、本来の力の20%も発揮できません。たっぷりと寝て精神を安定させ、勉強することが最良の解決策です。
▼どうしても勉強ができない時の行動
どうしても勉強できない時は寝ましょう。1日勉強できないくらいでは試験に落ちることはありません。長期的にみたら、継続して効率的な勉強をした方が合格に近づきます。
どうしても寝ることに不安を覚えるなら、以下の2点を意識しましょう。
・いくつかのモチベーションを上げる方法をためす
・寝るのと非効率な勉強を比較する
以下に詳細を説明します。
▽いくつかのモチベーションを上げる方法をためす
もしも、あなたが勉強をやめて寝ることに不安を覚えるなら、自分の中でいくつかのモチベーションを上げる方法を持ちましょう。
前述している「とりあえずやる」ことでモチベーションを上げる方法や、場所を変える、科目を変えるなど、いろいろ試してみます。
そして,その方法を全て試してダメならしょうがありません。寝ましょう。
▽寝るのと非効率な勉強を比較する
「モチベーションの低い状態で勉強する」「明日万全の状態で勉強できるように早く寝る」この2つを比較してどっちの方が合格につながるか考えてみましょう。
非効率的な勉強でも合格には近づいてはいます。しかし、寝ることで翌日のモチベーションが上がり、記憶が定着することも合格につながっていますよね。
健康やモチベーションは本当に大事なので、どうしてもモチベーションが上がらない時はやめてしまいましょう。
どうしても勉強できない時の行動を別の記事で詳しく解説しています。
【公務員試験勉強ができない】どうしても勉強できない人は勉強は勉強しない宣言をしよう【勉強しない宣言】
▽公務員試験は受験は結果が全て
受験において、一番重要なのは合格という結果です。どんなに素晴らしい計画を立てて勉強しても、合格しなければ意味はありません。実際に合格した時に初めて、自分の勉強法は間違っていなかったと実感することができます。
それでの勉強のプロセスがどうだったかは重要ではありません。ときどきなら休んでも、サボっても大丈夫です。
ただし大事なのは、寝たら「次の日からは頑張るという気持ち」です。
人は悩みを持った時には①諦めるか②改善するかの2択しかありません。
受験勉強において、諦めたら不合格ですが、寝ることは諦めることではありません。改善のために寝ることは大事なことです。
▼まとめ:モチベを上げる具体的な方法は「やるか寝るか」
・どうしてもモチベーションが上がらないことはある
・モチベーションを上げるには「とりあえずやる」ことで得る作業興奮を実践
・モチベーションを上げる方法を試してダメなら寝て、明日から頑張る
以上になります。
ご質問等があればご気軽にどうぞ!