雑記

【公務員試験】科目ごとに勉強法は分けるべきか?【科目毎に最適な勉強法を紹介】

「公務員試験勉強をし始めて少し経つけども、勉強しても忘れてしまうし、実力がついていく感覚がない」

「スー過去を何周も回す勉強をしているけれど、続けない。他に適した勉強法はあるのだろうか・・・」

このような疑問に答えます。

 

▼読者へのメッセージ

この記事では公務員試験における、「科目ごとに最適な勉強法」を紹介しています。今回の勉強法は、覚え方というよりも問題集の使い方や問題集選び、問題を解くペースなどを紹介しています。

私は公務員試験勉強を始めてまもない頃は、「スー過去を何周もすれば良い」というネット記事の言葉を信じて、ひたすらスー過去や予備校の問題集に取り組んでいました。しかし、いくら勉強しても「時間が経つと忘れてしまう」「実力が付いていない」という感覚がありました。

そこで、公務員試験勉強においてはスー過去をひたすら回す勉強法よりも、「科目毎に適した勉強法があるのではないか?」という考えから、勉強法を変えていきました。

勉強法を変えることで、「勉強の理解のスピード向上」や「忘れにくい勉強」を実感することができました。

私の経験から公務員試験の科目には3つのパターンに大別することができると思っています。そして、そのパターンごとに適した勉強をすることで、圧倒的に勉強効率が変わっていきます。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

▼目次

1.【勉強の基礎の基礎】公務員試験勉強は過去問から解くべき

2.【科目分類①】トレーニング科目【文章理解、資料解釈等】

3.【科目分類②】パターン科目【数的処理、ミクロ・マクロ経済学等】

4.【科目分類③】ボトムアップ科目【憲法、民法等】

 

▼【勉強の基礎の基礎】公務員試験勉強は過去問から解くべき

公務員試験の勉強の基礎の基礎としては「過去問から勉強するのが最強」です。

理由は以下に示すとおりです。

・過去問と同じ問題が出題されているから

・過去問と似た難易度の問題が出題されるから

・直前期の過去問演習によって点数が急上昇する受験生が沢山いる事実

本番にいかに近い勉強をするかどうかが重要です。本番と違う形式や志望先でない過去問を解くことは無駄だとは思いませんが、遠回りであることに違いはありません。

過去問が一番本番に近い問題なのであれば、そこから勉強しない理由はありません。

「過去問が重要なんて知ってるよ!」「すでにスー過去で勉強しているし無駄な情報だ!」なんて思われてしまうかもしれませんが、ここでいう過去問による勉強法は「過去問の載っている問題集」を解くこととは少し違います。

 

▽試験直前に点数が伸びる人が多い理由

公務員試験では試験直前1ヶ月で点数が伸びる受験生が多いのはご存知でしょうか?

試験直前となり切羽詰まることでやる気が上がることもあるかもしれませんが、最も大きな理由としては「年度ごとの過去問を解く」からです。

公務員試験勉強では過去問を最後の総仕上げとして取っておく人が多いです。それまではスー過去などの過去問を基にした問題集を解き、最後まで過去問を取っておく。

 

▽なんで最後まで過去問をとっておくの?

私は直前期の勉強を初めからやれば最短で合格できるという簡単な方針から勉強し始めました。過去問による勉強法が最も点数が伸びるのであれば、最初からやらないのはおかしくはありませんか?

過去問の重要性に関しては別の記事でも紹介しています。

 

公務員試験の過去問の入手方法に関しても、解説しています。

【保存版】公務員試験の過去問の入手方法【具体的方法は5つだけ】

【過去問】国立国会図書館における公務員試験の過去問を入手方法【具体的な手順・費用も解説】

【過去問】人事院における公務員試験の過去問を請求方法【具体的な手順・費用も12枚の画像で解説】

 

以下より、公務員試験における科目別の勉強法を紹介します。

なお、名前は適当に名付けました←

 

 

▼【科目分類①】トレーニング科目【文章理解、資料解釈等】

公務員試験において本番の問題を解く実力をつける勉強が必要な科目をトレーニング科目と呼びます。

具体的な科目としては文章理解(現代文・英文・古文)や資料解釈などを指しています。

これらの科目は試験本番までに「学習による知識を暗記」するよりも「問題を解く実力をつける」勉強をする必要があります。例えば筋トレのように、目標に向かってコツコツトレーニングをこなす必要があります。

一朝一夕でムキムキに筋肉がつくはずはありませんよね?トレーニング科目も同じように毎日コツコツ問題をこなし、試験本番の問題に対して、いつも通りに解くことが求められます。

 

▽トレーニング科目に適した勉強法

知識や解法の暗記よりも、読解力や速読が求められるトレーニング科目は以下のような勉強法を意識していました。

・本番よりも多い問題数をこなし、本番では余裕で解けるようにする

・本番で解く時間で解く練習をして、冗長な勉強を防ぎ、勉強量を増やす

トレーニング科目は本番で解く時間で沢山問題を解くことが重要だと思います。私の場合は1日のノルマとして、現代文10問・英文5問・資料解釈5問をノルマにしていました。解く時間は現代文3分・英文3分・資料解釈5分です。

本番よりも多い問題をこなすことで、本番では余裕を持って解くことができます。また、本番で解くと決めた時間で問題を解くことで、時間感覚を養うことができます。時間が来たら解き終わっていなくても終了すれば、無駄に時間をかけることもないので、サクサク勉強することができます。

もちろん解く問題は第一志望の過去問で良いのですが、問題数が足りないと思うので、近寄った試験種の問題も解きます。具体的には予備校の問題集とスー過去を3周はしていました。

 

▼【科目分類②】パターン科目【数的処理、ミクロ・マクロ経済学等】

公務員試験における出題パターンが決まっている科目をパターン科目と呼びます。

問題集を解いていると同じパターンの問題で、数字を変えたり、引っ掛けるポイントを変えただけの問題が沢山あるものを指しています。

これらの科目は「このパターンが来たら、この解法でいく」とイメージできるかが勝負になってきます。数的処理にパターンなんてあるの?と思うかもしれませんが、数的処理を得意科目にしている人のほとんどは、このイメージができている人だと思います。

私は理系でしたが、数的処理の問題が初めから解ける訳ではありませんでした。なぜなら、数的処理はなぞなぞやクイズに近いものなので、数学的な思考力や論理性は問題ではありません。理系で数処が得意な人多いのは、数学に対する苦手意識が少ないためです。

自分で数えている訳ではないのですが、数的処理のパターンは70パターンほどだと聞いたことがあります。

ミクロ経済学やマクロ経済学に関してはもっと少ないです。

このようなパターン科目は同じ問題を短期間で繰り返し解いて、問題を暗記することが重要です。

 

▽パターン科目に適した勉強法

問題パターンを暗記して、解法がイメージできるかが重要なパターン科目に関しては、以下のような勉強法を意識していました。

・問題量の少ない問題集を3日以内で3周する

問題量の少ない問題集としては過去問500がおすすめです。過去問500は科目ごとの問題数が30より多いものはないと思います。暗記のコツは「短期間に繰り返すこと」なので、その少ない問題量を3日以内で3周することで、問題をほとんど暗記できるようになります。

過去問500の記載している問題で、全てをカバーできる訳ではありませんが、重要な問題を暗記するまで解けるようになることで、試験問題でも「解けるという感覚」を持つことができます。

公務員試験勉強では「成長している実感」や「解ける問題が増える感覚」が重要なので、継続しやすい勉強法です。

この勉強をしてから、補う形で他の参考書(スー過去など)に手を出していくことで、重要問題を解ける実力がある状態かつある程度得意科目である意識の状態で勉強することができます。勉強においては「根拠のない自信」も重要なので、勉強効率が加速します。

 

▼【科目分類③】ボトムアップ科目【憲法、民法等】

公務員試験におけるボトムアップ科目とは問題種の難易度の低い問題や頻出度の高い問題から取り組むべき科目です。具体的には憲法や民法などの科目が該当します。

これらの科目は、パターン科目のように問題のパターンがあまりなく、広い範囲をつまみ食いするように問題が出題されるため、パターン科目の勉強が適していません。

範囲が広く、問題数が多いと冗長な勉強になりがちなので、挫折しやすいので、簡単な問題や重要な問題から解けるようになること(ボトムアップ)が勉強のポイントです。

 

▽ボトムアップ科目に適した勉強法

名前の通り、簡単な問題や重要度の高い問題から解くべきボトムアップ科目は以下の点を意識して勉強していました。

・頻出度Aかつ難易度Aの問題から解く

ボトムアップ科目はこなすべき問題数が多いのが特徴です。非常に多い問題数をひたすらこなすのは挫折しやすいですし、繰り返すのが難しくなります。

まさに、暗記科目であるボトムアップ科目は「短期間で繰り返す」ことが重要になってきます。そのためには参考書の問題数をいかに減らせるかが重要です。

頻出度Aかつ難易度Aの問題だけを解くことに決めれば、問題数はかなり少なくなります。最初はそのもんだいに取り組み、ある程度問題がとけるようになったら、難しい問題や重要度の低い問題に手を出していきます。

公務員試験では難しい問題や頻出度の低い問題ほど出ないので、問題を解けるようになるのには近道である勉強法です。勉強が点数に直結しやすく、本番までに実力がつかないような失敗に対するリスクヘッジにもなります。

参考書としてはスー過去がおすすめです。スー過去は問題ごとに重要問題や頻出度を記載しているので、ボトムアップ科目に適した勉強をするのに適しています。

 

 

▼最後に【どの勉強法が適しているかを決めるのはあなたです】

公務員試験の科目をパターン分けして、適した勉強法を紹介しました。

今回紹介した科目のパターンはあくまで私の場合の方法です。人によっては「資料解釈はパターン科目だ」「数的処理はボトムアップ科目だ」なんて思われる人もいるかもしれません。

その人にとってはそれが正解です。自分に最適な勉強法を意識するのが大切で「この科目はこの勉強法が良い」と意識するかどうかが重要だと思っています。

公務員試験勉強は問題を解ける確率を上げる作業なので、その確率を上げる上で、リスクヘッジになる勉強法を紹介しました。

ここで大事なのは、「これらの勉強をすれば楽に合格できる訳ではない」ということです。最適な勉強をして最短で合格するのは楽に合格するのとは違います。沢山の勉強量をこなして、自分にあった勉強法を探すことは必要なので、そのいくつかの勉強法の参考になれば嬉しく思います。

 

 

以上になります。

ご質問等があればご気軽にどうぞ!

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