専門択一勉強法

【公務員試験】民法の勉強法 【法律系科目】

公務員試験における民法は苦手にする方が多い科目です.参考書も2冊に分かれているし,内容を読んでも理解しづらいと思う方が多いのではないでしょうか.

民法の範囲は膨大で,同じ法律系科目(憲法・行政法)に比べると,勉強量が格段に多いです.

適切な対策をとることで,苦手意識を無くしていきましょう.

 

▼本記事のテーマ

民法の勉強法

 

▼目次

1.民法の内容

2.民法の勉強のポイント

3.民法の参考書と勉強法

 

▼読者さんにメッセージ

この記事では,民法における勉強法を解説しています.

民法は公務員試験において重要な科目ですが,苦手にする人が多い科目でもあります.私とっては最も苦労した科目だと言ってもいい科目です.

法律系科目初学者かつ理系出身の私が,意識していた勉強法になります.勉強が苦手な方にとっても参考になると思います.

この記事を参考に勉強をして,民法を得意科目にしてください.役に立てれば幸いです.

 

それでは早速見ていきましょう.

 

1.民法の内容

▼内容

民法は以下の6つの分野に大別されます.

【総則】権利能力・意思能力・行為能力・失踪宣告・法人・意思表示・代理・無効・取り消し・条件・期限・時効

【物権】物権総説・物権変動・即時取得・占有・所有権・共有・用益物権

【担保物権】留置権・質権・抵当権・譲渡担保

【債権総論】債務不履行・債権者代位権・詐害行為取消権・連帯債務・保証債務・債券譲渡・債券消滅

【債権各論】契約総論・売買・賃貸借・事務管理・不当利得・不法行為

【家族法】婚姻・親子・相続・遺贈

なお,民法は参考書によって民法Iと民法IIに分かれていますが,民法Iは総則・物件・担保物権,民法IIは債権総則・債権各論,家族法といったふうに分けられます.

これだけ見ただけで「範囲多すぎ・・・」「できる気がしない・・・」と自信をなくします←

内容は勉強する上で,重要ではないので気にしなくてもオーケーです.

 

▼出題数

各試験種における出題数は以下のようになっています.

国般 国税 財務 労基 裁般 特別区 地上
出題数 10 6 5 5 13 10 4
解答数 40 40 40 40 30 40 40
全出題数 80 70 76 48 40 55 40

4~13題の出題となっています.約40問の出題を考えると,どの職種においても重要な科目あることがわかります.

なお,裁判所は法律の科目を重視しているため,明らかに比率が高いです.仕事にも必須の法律のため,しっかりと攻略する必要があります.

民法が選択科目である場合もありますが,ほとんどの受験生が選択するため,ウェイトが高い科目であると言えます.

 

▽詳しくはTACホームページ参照

https://www.tac-school.co.jp/kouza_komuin/koumuin_sk_shiken_senmon.html

 

2.民法の勉強のポイント

民法のもっとも難しい点としては「量の多さ」です。初めから、スー過去のような網羅性の高く、内容の濃い参考書に手を出すと、挫折してしまうリスクが高いと思います。

最初は簡単な解説書・導入本を読んでから、過去問題集に取り組む方法がおすすめです。ただし、そのような簡単な解説書では「○○のような制度がある」「△△のような特徴がある」などの簡単な解説しか書いていないのもが多い。そのため、2,3日でサクッと読んでしまい、できるだけ早く過去問題集に取り組むことを意識する。

そのような勉強を意識することを前提として、私は以下のようなポイントを意識していました。

 

▼民法の勉強における意識していたポイントについて

民法においては以下のポイントを意識していました.※憲法と共通する部分が多いです

・なるべく早い時期から取り組む

・民法専用のまとめノートを作成

以下に詳細を示します.

 

▽なるべく早い時期から取り組む

民法はなるべく早い時期から勉強に取り掛かりましょう.理由としては以下の2点です.

・範囲が多く勉強に時間がかかるから

・自分に適した勉強法を見つけるのに時間がかかるから

民法は範囲がめちゃくちゃ多い科目です.憲法と比較すると2倍程度の範囲と言われています.

私は民法の勉強は非常に苦労していて,何度も勉強法を変えたり,参考書や予備校の講義を利用するなどしてきました.勉強量が多いため,自分にあった勉強法を見つけるまでにも時間を要します.

公務員試験において,自分に適した勉強法を見つけたり,自分で計画を立てたり,間違った方法で勉強したら方向修正することが重要です.範囲が膨大な民法においては,それにも時間がかかるため,早い時期から勉強に取り組みましょう.

 

▽民法専用のまとめノートを作成

まとめノートとは過去問を解いていく中で,間違えたものや理解できないものをまとめていくノートのことです.具体的には以下のようにまとめていました.

例外的に定める無過失責任主義の規定・・・

・無権代理人の責任

・売主の瑕疵担保責任

・土地工作物所有者の責任

自分の中で,テーマを決めてアウトプットする勉強は非常に頭に入ります.

今後の勉強する上でも,参考書からひっぱってくる手間が省けますし,実際に問題を解く際にも,思い出しやすくなるためオススメの勉強法です.

 

民法は範囲が膨大なため,過去問による勉強によって効率的に勉強しましょう.過去問は10年分以上を解くことをオススメします.入手方法については別の記事で解説しています.

【保存版】公務員試験の過去問の入手方法【具体的方法は5つだけ】

 

3.民法の参考書と勉強法

具体的な勉強の流れを紹介します.

私はまる生→予備校問題集→過去問題集の流れで勉強していました.

ただでさえ初学者が理解しづらい法律系科目ですが,民法は範囲が膨大なため,挫折しないように勉強に取り組むことが大事です.そのためには,参考書を読んで「何言ってんの?」「自分には無理だ・・・」といった挫折しないような勉強をするようにしましょう.

そこで利用するのが解説書・導入本です.自分にあったもので良いですが,読みやすい導入本を利用してサクッと読んでしまいましょう.まる生がオススメですが,重要なのは1,2日くらいでサクッと読むことです.内容を全て理解しようとせず「民法ってなんのこと?」「どんなことを勉強するの?」程度の疑問が解決できればオーケーです.

 

私は「まる生」を使用しましたが、「スピード解説」でも良いと思います。スピード解説シリーズに関しては別の記事で紹介しています。

【スピード解説】スー過去の前にはスピード解説を解くべき【おすすめ使用法も解説】

 

内容を完璧に理解しようとすると,何日もかかりますが,軽く読むことで民法の大枠を知れればいいのでサクッと読みましょう.あくまで導入です.

まる生を読んだら,予備校問題集で過去問中心の勉強をしていきます.過去問を解いて,わからないものはテキストで調べ,ゴリゴリ書き込み.そして,まとめノートを記入していきます.もちろんスー過去でもオーケーです.

一通りの勉強が終わったら,過去問題集で理解していない部分を確認します.問題を解く→わからない問題を復習を繰り返します.ひたすら試験当日まで繰り返します.

 

▼民法まるごと講義生中継

 

▼新スーパー過去問ゼミ 民法

 

▼スピード解説民法I・II

 

▼過去問題集

 

▼まとめ

・民法は範囲が膨大,早めに取り掛かるべき

・勉強はまる生→スー過去→過去問題集の順

・まとめノートに間違えたもの,理解できていないものを自分でまとめる

 

以上になります.

ご質問等があればご気軽にどうぞ!

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