「勉強をしたいのにどうしても継続できない」「切羽詰まらないとやらない性格を直したい」このような疑問に答えます。
▼読者へのメッセージ
私は「切羽詰まらないとやらない性格」でした。学校の試験は前日の夜までやらないで徹夜、夏休みの宿題は最終日に無理やり終わらせていました。それでも「なんとか成っていた」のですが、公務員試験はそう簡単ではありません。
公務員試験勉強は「合格できる勉強をしたかどうか」によって結果が左右される試験です。しなければ当然不合格です。
公務員試験勉強を通じて、怠け者の自分が1日12時間の勉強を継続できたのは勉強を「習慣化」できた体と思っています。 習慣化は怠け者ほどおすすめで、行動のハードルを下げる効果があります。私の実体験を元に、習慣化のメリットについて紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
▼勉強できない理由を考える
そもそも勉強できない理由はなんなんでしょうか。
それは、勉強が好きではないからだと考えています。
勉強は「興味のない知識をひたすらに暗記する」「問題を解くために退屈な計算問題をたくさん練習する」「仕事や生活に役に立たない知識をひたすらに覚える」このような作業が必要になってきます。
自分のためになる知識や、興味のある内容ならともかく、公務員試験勉強の内容は基本的に以下の通りです。
・職場で使うことのない学問や計算問題
・これまで触れたことのない、興味のない知識
・あくまで就職試験として、受験生を振い落とすための手段
そんな内容の試験なのですから、つまらなくてもしょうがありません。
▼勉強するためにはどうするか?
公務員試験勉強がつまらないのであれば、面白いと感じるように工夫してみましょう。
▽勉強内容を面白いと感じる工夫
内容に関して面白さを求めるのであれば、学問や歴史の知識自体をしることに面白味を感じるように意識しましょう。
例えば、憲法や民法は私生活に大きく関連する内容が多いので、あなたの生活にどう影響を与えているのかを考えると、より主体的に勉強することができると思います。
▽勉強の結果から達成感を感じる工夫
達成感を感じることができないと、人は継続することはできません。
勉強の結果を周期的に見ることで、自身の成長や改善点を見つけることができます。例えば週に1回模擬試験をして、結果を毎週残しておくことで、成長の過程を見るなどもおすすめです。
模試を解かなくても、問題が解けたなどの小さな積み重ねを大切にすることが重要です。
ただし、模試などの結果がよくない場合、気分が萎える可能性もあるので注意しましょう。
▽勉強という手段ではなく、合格という目的に焦点を当てる
そもそも勉強するのは「公務員になるため」であって、勉強という手段は面白いと感じる必要はありません。手段を目的化(勉強を目的にすること)はあってはなりません。
あくまで公務員になるため、試験に合格できるためにはどうするか考えることが重要です。勉強などの手段はどんな方法でも構いません。
▼習慣化のメリット
怠け者のあなたが、勉強を習慣化することができたなら、合格に大きく近づきます。
習慣化にはさまざまなメリットがありますが、簡単に以下の点を紹介します。
・勉強を始めるハードルが大きく下がる
・勉強時間の確保がしやすい
・生活リズムが整い、本番まで体調や学習を維持しやすい
詳細を以下に解説します。
▽勉強を始めるハードルが大きく下がる
勉強をするのに一番苦労するのが、今日はじめての勉強をするタイミングです。
勉強はやり始めればモチベーションが上がっていくものですが、とりあえず始めるまでが一番大変です。
勉強を習慣化できと、勉強を始めることに対する意思決定は不要になります。勉強をするかしないかを考えるから勉強しないのであって、習慣化することで勉強を作業化できれば、勉強しない日を作らなくてすみます。
モチベーションを上げる方法については別の記事で解説しています。
【公務員試験勉強】モチベーションを上げる2つの方法【やるか寝ろ】
▽勉強時間の確保がしやすい
習慣化することで勉強時間が確保しやすくなります。
習慣化によって安定した勉強時間を確保できるので、1週間や1月に何時間勉強するかの予想が立てやすくなります。
勉強時間に関しては別の記事で解説をしています。
【学習期間】公務員試験合格に必要な勉強時間について【勉強時間】
▽生活リズムが整い、本番まで体調や学習を維持しやすい
勉強を習慣化できれば、必然的に生活習慣が整います。毎日7時に起きて9時から勉強を開始し、17時くらいに勉強を終え、20時には睡眠に入る。こんな生活をしていれば、本番の9時から頭をフル回転させる生活リズムが体に身につきます。
決まった生活習慣では、うまくいかなかった時や体調を崩した時の対策が取りやすいです。基本の生活はなるべくシンプルにすることで、イレギュラーへの対応がしやすくなります。
1日の生活スケジュールに関しては別の記事で解説をしています。
【公務員試験】1日の勉強時間【スケジュール】【計画の立て方も解説】
▼怠け者ほど習慣化がおすすめな理由
私は「怠け者ほど習慣化がおすすめ」だと考えています。
理由は習慣化された行動は、効率も上がれば挫折もしにくいと実感したからです。
私は趣味で本を読むのですが、毎日1冊本を読む(週7冊)のと週に1度3冊本を読む(週3冊)ではどちらの方が継続しやすいでしょうか?
私は両方の経験がありますが、毎日1冊本を読む(週7冊)ほうが楽だと感じました。読んでいる本自体は後者の方が少なく、時間もかけていないのに、この結果はなかなか不思議でした。
しかし、本を読む上で毎日繰り返していると「本を読むのも効率的にできる」「本を読むか読まないかという選択をしないですむ」ことを感じました。
なんとなく習慣にすることは、1回の行動を続けるイメージがあるのですが、実際は「楽に効率的な効果を発揮できる」方法です。
▼勉強を習慣化するために実践したこと
勉強を習慣化するためには「勉強を最優先のタスクにする」だけです。
詳細は別の記事で詳しく解説しています。
また公務員試験は直接関係ありませんが、習慣化するための方法について解説している書籍として「本物の続ける力」がおすすめです。
詳細は別の記事でまとめています。
【本物の続ける力】公務員試験勉強を継続するための強力な方法【本気でやりたいことを見つける】
以上になります。
ご質問等があればご気軽にどうぞ!